沖縄の経営コンサルタント徒然日誌

昨日は沖縄のワースト記録について書きましたが、もちろん良い点もたくさんあります。

・人口増加率で全国トップ。
・全都市／成長力ランキングで豊見城市が全国トップ。(2006年 - 東洋経済新報社)
・開業率が全国で最も高く、起業家精神にあふれていること。
・赤字法人率が全国で最も少ない。
・人口1000人当たりの出生率は全国トップ。
・人口1000人当たりの死亡率は全国で最も低い。
・公立小学校の女性校長の割合は全国トップ。
・100歳以上の高齢者が人口10万人当たりの比率で全国トップ。
・人口10万人当たりのがんの受領率は男女とも全国で最も低い。
・人口10万人当たりの糖尿病の受療率は男女とも全国で最も低い。
・人口10万人当たりの脳卒中で死亡する人の割合は、女性が34.6人と全国で最も低い。

まとめると、過疎化が進む地方において、人口が増加し概ね健康で長生きをする県であり、失業率の高さを反映し起業率も高い　ということが言えそうです。

特に、人口が都市に集中していく中で、人口が増加しているということは経済においても大きな可能性を秘めていることを示しています。何をするにしてもまずは人ありきですから。

人口が多い、少なくとも増加しているということは、そこに何がしかのビジネスチャンスがあるということです。また、全国的に高齢化が進んでいますが、沖縄においては出生率の高さがこれをカバーしていきます。

こうした背景を捉えながら、ビジネス展開を考えていくのも経営の視点として大切ですね。


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